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2009年7月4日土曜日

中国の資源戦略のUPDATE

中国は積極的に世界の資源・素材企業の買収・提携を進めていますが、今週も:

①CNPCがスペインのレプソルのアルゼンチン子会社、YPF(ティッカー:YPF)を買収することを検討中
②CICがカナダのテック・リソーシズ(ティッカー:TCK)の17%株式を取得

というニュースがありました。

このうち①のCNPCによるYPFの買収検討のニュースは、ハッキリ言ってどこにCNPCの狙いがあるのかいまひとつピンと来ませんでした。ちょうど20-FがSECに提出されたばかりでもあり、もう一度読み直してみたのですが、YPFの生産プロフィールはお世辞にも良いとは言えないし、リザーブ・リプレースメントにも頼りなさを感じます。

これと対照的にCICが部分買収を試みているテック・リソーシズの方は明らかにシナジーがあります。というのもテックは製鉄の際に必要となるコーキング・コールでは有数の輸出業者だし、近年、中国における陸揚げ施設の充実に力を入れてきたからです。

テックと聞くと銅や亜鉛のイメージがあるのですが、実際には09年第1四半期の営業利益の68%は石炭部門から稼ぎ出されています。

テックのコーキング・コールはカナダの西海岸、バンクーバー港に比較的近い炭田から採っています。これをバンクーバーから輸出するわけです。

中国の製鉄業者は中長期的に見て原料を海外に依存する比率が高くなるだろうという考えから沿海地域への工場移転を進めています。

これらのことから今回のCICによるテックの株式取得には「うんうん」と頷けるものがありました。

2009年2月16日月曜日

中国国内の鉄鋼価格が再び軟化している




中国の市況関連株に関してはいつでも降りれるように「半身」の構えで臨んでいましたけど、一旦、全部降りたいと思います。
その理由はこれまで意外なほど確りしていた中国国内の鋼材の価格が最新のデータではまた大きく崩れ始めている印象を受けるからです。全てのカテゴリーでハッキリとした軟化が見られます。
これまでは実需そのものは低水準だったのですが中国政府の景気テコ入れの大型予算の策定のニュースや銀行の融資拡大指示のニュースを受けて「ひょっとしたら、、、建設を中心に需要が復活するかも、、、」という期待を抱く投資家が多かったです。(僕ももちろんそのひとりです。)
でも実際にはそれらの実需が動き始めるのはどうやら未だ暫く先になりそうだという観測が強まってきています。
BDIの動きも止まってしまいました。
このへんの銘柄はまた今年のどこかで再び仕掛ける機会があると思うのですが、一旦は処分したいと思います。
PS:これで中国は「全売り」のノー・ポジションになりました。
あ、それから紫金だけはストーリーが違うので残したい人は残しておいても良いと思います。
ゴールドはこのところずっと強かったので一旦はテクニカル的に調整が入る可能性が強いです。
下がったところはまた強気で買い乗せしたいと考えています。