PT06.22-06.26
上のドキュメントはニューヨーク証券取引所が公表している取引データです。
昨日、ゴールドマン・サックスの「Hi-Fi Trading」部門でアルゴリズム漏えい事件があったことをお伝えしましたが、やっぱりゴールドマンはプログラム・トレーディングのランキングから完全に姿を消しています。
あとチョッと話が逸れますけど、ニューヨーク証券取引所の取引のうち、48.6%がプログラム・トレーディングだというのはやっぱり健全な姿ではないような気がします。しかも立会場でスペシャリストがちゃんとつき合わせている売買は全体の34%に過ぎません。
これではまじめにやっている個人投資家は何がマーケットを突き動かしているのかを察することは不可能ですね。
NYSEは巨大投資銀行の「遊び場」化しています。
PS:なおプログラム・トレーディングがどのようにNYSEの株価形成を歪曲させてしまっているかに関しては明日のインヴァスト証券のネットセミナーで詳述します。また個人投資家としてできる、ささやかな自己防衛の知恵についても解説します。
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