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シェンダテック(ティッカー:SDTH)は中国のナノ・テクノロジー関連株です。
同社はナノ・パーシピテーテッド・カルシウム・カーボネート(NPCC)と呼ばれるナノ炭素カルシウムを作っている化学会社です。
NPCCはゴム、プラスチック、印刷用インク、塗料、紙などに添加することでそれらの製品を強靭にする添加物です。
シェンダテックは2001年からNPCC市場に参入し、今後ナノ・テクノロジーに特化するため、他のビジネスは閉鎖しました。
同社は今、生産キャパシティーをどんどん拡大しているところです。現在のNPCCの生産キャパシティーは19.2万トンです。
同社のNPCCは上の円グラフのような顧客に買われています。タイヤが最も大きな顧客市場であり、NPCCを混ぜると摩耗が減るほか、熱に強くなったり、ひび割れに強くなったりします。
それぞれのターゲット市場における普及率は2番目のグラフ(青の部分)のようになっており、まだまだ成長の余地は大きいです。さらにポリエチレン、インクジェット紙は現在の普及率は極めて低いため、このグラフには載っていませんが、将来は大きな市場になると予想されています。
NPCCを導入するにあたって顧客の側では新しい設備投資などは必要ありません。
シェンダテックは上海にR&D拠点があります。R&Dは精華大学と共同で行っています。
シェンダテックはNPCCの生産にあたって薄膜分散方式を開発し、均質で高品位の製品を実現しています。この製法には20年の特許があります。また、少ない原料(石灰石が主原料です)でNPCCを作れることから薄膜方式はコスト面でも同社の競争優位の原因となっています。
シェンダテックは上海にR&D拠点があります。R&Dは精華大学と共同で行っています。
シェンダテックはNPCCの生産にあたって薄膜分散方式を開発し、均質で高品位の製品を実現しています。この製法には20年の特許があります。また、少ない原料(石灰石が主原料です)でNPCCを作れることから薄膜方式はコスト面でも同社の競争優位の原因となっています。
なお、NPCCが登場する前は化学会社やメーカーは上の3番目の表にあるような添加物を使っていました。NPCCに切り替える理由は①パフォーマンスが良いこと、②コストが安いことの2つです。
シェンダテックはNPCCでは品質、市場占有率とも業界ナンバーワンです。
財務的には特定の顧客に依存していないこと、業績が安定的に推移していること、バランスシートが強固なことなどが特徴です。グロスマージンは41%、ネットマージンは24%です。ROEは24%です。
2009年売上高ガイダンス9200万ドルから9400万ドル
純利益ガイダンス1800万ドルから1900万ドル
EPSガイダンス 32から34¢
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