2009年11月30日月曜日
2009年11月29日日曜日
「ブラック・フライデー」の売り上げは落胆すべき数字
因みに去年は+3%、一昨年は+8.3%でした。
トロニー・ソーラー(TRO) 中国の薄膜ソーラー・システムのメーカー IPO
トロニー・ソーラーが近く上場されます:
幹事構成:JPモルガン、クレディスイス、CLSA、オプコ
今回発行株数:1950万株
初値設定:9から11ドル
ティッカー:TRO
売り手:JPM250万株、インテル200万株
同社は薄膜ソーラー・システムのリーダーです。コスト面で業界で最も競争力がある点、75のパテントを有するなど独自の技術を持っている点が特徴です。
現在の生産能力は115メガワッツで、年末までに145メガワッツまで増やす予定です。
平均製造コストは$1.09/ワットです。クリスタル・シリコンを作っている他社の平均コストは$1.44/ワットです。
同社のグロスマージンは40%、純利益マージンは29%で、これはクリスタル・シリコンのソーラー・パネル企業などと比べると遥かに高いです。
同社の薄膜技術はPECVDとPVDを利用しており、資本効率の高い経営をしています。
薄膜ソーラー・システムは主に所謂、オフグリッド、つまり電気の来ていない田舎などで街燈、温室、コンシュマー向けの用途に使われます。これはクリスタル・シリコンのソーラー・システムがオングリッド主体であることと大きく異なる点です。また同社のシステムはBIPVと呼ばれる、建物に一体化されたPVを壁面や屋根に据え付けるという商品もあります。
オフグリッドには20年の歴史があり、政府の補助金などを貰わなくてもビジネスとして成立しています。
トロニーの過去3年の売上高成長率は年率357%でした。純利益成長率は年率450%です。
クリスタル・シリコン市場の2008年の市場規模は5961MWで、これが2013年までに13040MWへ成長すると見られています。年率換算すると17%の成長率です。
これに対して薄膜市場の2008年の市場規模は893MWで、これが2013年までに4118MWへ成長すると見られています。年率換算すると36%の成長率です。
このように薄膜市場の方が成長率が高いです。また薄膜市場は政府の補助金などに頼っていない、自然に発生したマーケットです。
薄膜システムの特徴はコストが安いこと、製作過程が統合されていること、薄日や高温でハイパフォーマンスなので砂漠や日照の少ない地域でもシステム設置に適している事などです。
薄膜システムの原料となるアモーフォスをカドミウム(CdTe)と比べると、毒性がないため用途の制約が無いし、原材料がふんだんにあるという点でも有利です。
世界にはグリッドに連結されていない地域はいくらでもあります。ですから今後、世界の電気の消費に占めるオフグリッド比率は上昇すると予想されています。
同社のシステムはハイ・ボルテージ、ロー・カレントであるため製品寿命が長いです。また設置コストが殆どない、透明なのでビルに使える、形状やモジュール化などの面で自在に製品開発が出来るというメリットがあります。建設会社と協力して設計段階から建物への組み込みする事業を推進しています。
競合他社としてはファースト・ソーラー、ユナイテッド・ソーラー・オボニック、カネカなどが挙げられます。
ASPは安定的に推移しており、1.81ドル程度です。
クリスタル・シリコンの業者のように原料をストックする必要が無いので在庫は15日分しかありません。
売掛金は43日です。
リンケージ・テクノロジーズ(BOSS) 中国のITサービス企業 IPO
幹事構成:シティ、バークレイズ、パイパー、SIG、ウェドブッシュ
今回発行ADS:1020万株
初値設定:13から15ドル
ティッカー: BOSS(→4文字だけどNYSEです)
リンケージは97年に創業された会社で現在の従業員数は3500人です。主な業務は:
業務支援(CRM、請求書、カスタマー・サービス)1位
5.9億ドル市場 全体の44% CAGRは14.8%
オペレーションズ支援(ネットワーク管理)5位
3.15億ドル市場 全体の24% CAGRは11.5%
ITサービス(システム統合)
ビジネス・インテリジェンス(ディシジョン・アナリシス)2位
1.44億ドル市場 全体の11% CAGRは15%
VAS市場(参加せず)
2.2億ドル市場17%
中国移動、チャイナ・ユニコム、チャイナ・テレコムの3大通信会社全てとビジネスしています。
全ての顧客への売り上げ高は年々UPしています。
2006年から2008年の売上高成長率はCAGR37%、今年に入っての成長率は113%で競合他社より高いです。
営業マージン24.5%、純利益マージン19.4%で、これらはライバルより高いです。
CFOはシティグループのアジア・テクノロジー・リサーチ・チームのヘッドです。このチームはインスティチューショナル・インベスターズ誌、グリニッジ・サーベイなどでランキングNo.1でした。
懸念点としては売掛金回収日数が180日と長い事。但し、中国の電話会社は支払いが遅い事で有名であり、これは同社だけの問題ではありません。通常、通信会社は4Qに支払いするので売掛金は4Qには下がって来ると予想されます。
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アクセス開始: 夜7時半
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主催: CMC Markets
2009年11月28日土曜日
アフガニスタンへの増派
現地からの要請に応えて今3万人程度の増兵を行うのは、いずれこの戦術が不首尾に終わりアフガン撤退の決断を下す際に「われわれはやることはやった」と言えるようにするための方便にすぎない。
(レバ・バハーラ)
ブログ紹介 『positive gammaのブログ』
国賓晩餐会 招待客になりすました「太てえカップル」
インドのマンモハン・シン首相の晩餐会が先週ホワイトハウスで開催されたのですが、その中に、招待されていないカップルがまんまと紛れ込んでいたことが発覚し、物議を醸し出しています。「一体、セキュリティーは何をやっていたんだ!」
責任問題に発展する中、このカップルには刑事犯として捜査が開始されました。
それにしてもこんなに嬉しそうな顔してゲストになりすましホワイトハウスに到着すれば、(野暮な詮索をして粗相があったら大目玉を食らう。きっとなにかの手違いだわ)と受付嬢も気を利かすでしょうネ。
ここで大事なのはオバマ大統領は晩餐会をホワイトハウスの庭にテントを張って開催したという点です。これは国賓級ディナーでは異例中の異例。
オバマ大統領がそういう決断をした理由は共和党、民主党の両方の党派の要人を最大限招待しようという意図があり、ホワイトハウスの大広間では狭すぎたため。もちろん、在アメリカのインド実業界要人も沢山招待されました。普段のゲスト・リストより遥かに多い招待客で受付が忙しかったことは容易に想像できます。
或る意味、中国側からがんじがらめに管理された先の訪中旅程に対する、オバマ大統領のさりげないツラアテと取れなくもありません。
PS:歴史を振り返るとアメリカとインドの外交関係はむしろ冷え冷えとしたものでした。インデラ・ガンジー首相がニクソン大統領を訪ねたのが大失敗に終わって以来、アメリカが総力を傾けてインドのリーダーを歓待したのは今回が初めてです。 (アメリカは未だ現在の中国のリーダーに対してはState dinner=国賓晩餐会は実施していません。この外交上のprotocolにおける「距離感」は偶然でも過誤でもなく、綿密に練られた処遇です。)
ところで問題のカップルですが、テレビのリアリティー・ショー、「Real housewife(本物の主婦)」への出演権を獲得しようと必死になるあまり、この奇行を思いついた疑いがかけられています。実際、テレビ・クルーがホワイトハウスの玄関までこのカップルについて回ったのだそうです。このカップルがバイデン副大統領などと歓談している様子はフェイスブックに出回っており、アメリカのゴシップ誌にとっては大漁の日でした。
ブログ紹介 『Porco Rosso Financial Weblog』
Porcobuta(紅豚)さんはギョーカイの方。Practitioner(実務家)として頂点を極めているとお見受けします。
現場での豊富な経験とガッチリした理論面での裏打ちを感じさせるエントリー。
いままでにない、全く新しいタイプの論客。
ベッカムやブラピが一夜にしてオケラになった訳じゃない
2009年11月27日金曜日
ドバイについてもう少し言葉を足すと



