☆ ☆ ☆

ラベル アメリカ経済 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル アメリカ経済 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2009年9月25日金曜日

8月の中古住宅販売件数は市場予想を下回った

8月の中古住宅販売件数は510万件と市場予想の535万件を下回りました。
先月比で言えば▼2.7%となり、ここ数カ月では最初のマイナスを記録したことになります。(上の一番目の棒グラフ参照)
一方、価格の方も先月比マイナス2.1%となっています。

8月のデータだけでトレンドを語るのは軽率だと思いますが、住宅市場が一直線に回復するだろうというのが甘い考えであることを思い知らされます。

2009年4月24日金曜日

中古住宅販売件数に関するウォール・ストリート・ジャーナルの記者のコメント



ウォール・ストリート・ジャーナルでマクロ経済のカバレッジを担当しているケリー・エヴァンスの中古住宅販売統計に関する解説です。ケリーには昔、経済やFRB番の記者をしていたアラン・マレーやデビッド・ウェッセルらのスター・パワーはないけれど、明快で偏向のない解説にはいつも感心させられます。

1.住宅市場のフリーフォールはそろそろ終焉しつつある。
2.2月の住宅統計は強かったが、3月の数字を見る限り中古住宅販売の数字は未だ下がっている。
3.先月の活発な住宅市場が再び暗転したのは、そもそも先月の住宅市場の活況は差し押さえセールに絡むバーゲン・ハンティングだったからに違いない。
4.住宅市場の悪化のペースは鈍化したが、クリアーなシグナルは未だ得られていない。
5.新規失業保険申請数はリセッションの終焉に1か月から2か月程度先行することが知られている。
6.目先のピークは4月初頭だった。これを確実に下回り、ピークが確認されるかが注目されている。