
リーマン・ブラザーズ(ティッカー:LEH)は今日も「漂流」を続けていますが、その一方で今度はAIGに空売り筋が群がっています。AIGはリーマン同様、欧州の不動産ポートフォリオが相当痛んでいるに違いないという材料が「突き崩し」を試みるショート・セラー達の着目点になっています。
このほか、メリル(ティッカー:MER)にも再びショートが仕掛けられているし、シティ(ティッカー:C)ももう一度試される場面があると思います。
そんな、こんなで仮にリーマンの幕引きがこの週末に明らかになったとしても、それでギロチン・パーティーが終わると考えるのは早計かも知れません。
辛い9月相場はまだまだ続きます。
(絵の出典はボイジー州立大学のホームページ)