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2009年11月10日火曜日

カルロス・ゴーン インドの『ワールド・エコノミック・フォーラム』でのコメント



インドの自動車輸出が不況にもかかわらずプラスを維持したのは、そのクルマ作りの思想が消費者の手に届く価格設定を最優先し、そのため簡素な設計、身の丈に見合った熟練度を勘案しながらニーズのあるところへ商品をぶつけた結果である。

2009年11月9日月曜日

『ワールド・エコノミック・フォーラム』で波に乗るインド



いまニューデリーで『ワールド・エコノミック・フォーラム』が開催されています。
初日の日曜日は既にインド株式市場にとってポジティブな材料がどんどん飛び出しました。
先ずマンモハン・シン首相は金融市場の改革を宣言しました。またGDP成長率のターゲットとしては9%を見ているとしました。成長は主に内需から導き出されるべきであり、とりわけ教育やヘルスケアに力を入れたいとしています。またインフラストラクチャーの充実も課題です。政府系企業のうち利益が出ていて民営化できるものはどんどんIPOしてゆくという事も先週発表されています。これらのIPOで得たお金で教育やヘルスケアへの支出を増やし、インドの人的資源の開発を加速させるというのがUPA(与党)の意図です。インドでは先の選挙で大敗した毛沢東派の共産党がゲリラ化し、非民主的な手法(=つまり武器)で地方を制圧しようとしており、政府軍と激しい戦いが展開されています。そういう情勢下で民営化IPO宣言をするのは毛沢東派に対し正面から挑戦を挑んでいるという風にも解釈できます。いずれにせよ、『WEF』初日は盛り沢山のアジェンダで実りの多いカンファレンスでした。

インド株には当然、Bullishなニュースです。

2009年10月27日火曜日

サティヤム・コンピュータ(SAY)の捜索が続く

サティヤム(ティッカー:SAY)のスキャンダルに新しい展開がありました。以下はAPAニュースの抄訳:

インドの検察当局とインド準備銀行は不正会計スキャンダルを起こしたサティヤム(SAY)の創業者、ラマリンガ・ラジュのお金がモーリシャスに隠されていたと発表した。検察当局によるとモーリシャス以外にもお金が隠されている可能性がある。少なくとも1億ドルがモーリシャスでマネーロンダリングされ、インド国内の6つの銀行に再送金された疑いがある。

外国の投資家がインドの株式に直接投資する場合、モーリシャスに投資子会社を設置することが必要になります。モーリシャスがサティヤムのマネーロンダリングに使われていたことで現在のこのアレンジメントが再考される可能性もあります。