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2008年8月27日水曜日

どうやって【観察銘柄】が選ばれているか?



どうやって僕の観察銘柄が選ばれているか?について少し言葉を加えておきます。
先ず:
ちゃんとした銘柄を紹介しないと意味が無い
と感じます。
そのためには:
①機関投資家が玉集めをしている銘柄(=アキュミュレーション)
②業績の数字がちゃんと出ている銘柄(=パーセンタイル・ランキング上位の銘柄)
③株価が強い(=レラティブ・ストレンクス)銘柄
をスクリーニングしないといけません。
もちろん、ボトム・フィッシングとか、逆張りなどの「価値観」も当然、あって良いと思いますけど、いまのアメリカの経済はとても悪いので
逆境を跳ね返してゆける、力強い会社
だけを厳選する必要を強く感じるわけです。
あとマクロ経済のストーリーとの整合性、つまり今の相場の流れに合った銘柄を選びたいと思います。
それが【観察銘柄】にどの銘柄を採用するかの選択基準です。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

拝見して思ったのですが、②③やマクロのストーリーはある程度個人でも分るとは思いますが、①の「機関投資家が玉集めをしている銘柄」と言うのは、個人でも、何かを見れば分る物なのでしょか?

よろしければ、教えていただけると嬉しいです。

広瀬隆雄 さんのコメント...

ひげサン

ご質問ありがとうございます。
①に関しては日本では余り使わないかもしれませんが、Accumulation/Distributionという考え方がアメリカではあって、これはアップ・ボリュームとダウン・ボリュームを比較するなどの方法で計算されます。有名なものではオニールのやっている『デイリー・グラフ』(→アメリカ人が普通買うチャート・ブックです)などに出ています。

なお、僕はこの方法には昔から疑問をもっていました。なぜなら証券会社のトレーディング・デスクで仕事していると、上値に手をつけないように機関投資家は細心の努力をするからです。でも最近ではこの手法もある程度有効だと思い始めています。

匿名 さんのコメント...

返信どうもありがとうございました。
なる程、アメリカには日本には無い考え方があるんですね。

オニールの計算方法も知りませんでした。まだまだ勉強不足ですね。

ネットでも調べられるところが無いか
ちょっと探して見ます。