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2008年9月15日月曜日

店頭デリバティブ取引は既に倒産を乗り越えようとしている


リーマン・ブラザーズが土壇場でバークレイズに救済されるか、されないかの結果を待たず、国際スワップ・デリバティブ協会は万一リーマンが倒産した場合の混乱を避けるためにスペシャル・ネッティング・トレーディング・セッション(SNTS)という臨時取引を開始しました。
これはウォール街中の当事者で、リーマンが相方になっている店頭デリバティブ取引の建て玉がある金融機関が全員集まって、ネット・ベースでリスクを相殺し合う一種の清算取引です。若し、今日のニューヨーク時間の夜11時59分までにリーマンが倒産しなければ、今日のこの取引は全部キャンセルになります。(なぜなら、倒産に備えての臨時措置だから)
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これはとても良い善後策だと思います。ひょっとするとこのSNTSが新しい店頭デリバティブの「取引所」ないしは「中央クリアリング・ハウス」として実質的に発足するきっかけになるかも知れません。
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このSNTSの動向は我々普通株式の投資家も大いに注目するに値します。なぜなら「SNTSが機能している!」ということがわかれば、市場は暴騰する可能性があるからです。

2 件のコメント:

arai さんのコメント...

踏み上げ太郎 様

はじめまして。このたび初めて書き込みさせていただきます。
いちカイにヤリに始まり全てのコンテンツをを楽しませていただいております。
踏み上げさんからの冷静で示唆に富んだコメントを読むたびに感謝の気持ちがわいてきます。
私たち個人投資家に対し、ほぼリアルタイムに選りすぐりの情報をアメリカから伝えてくださる方を私は知りません。(しかも無料で!)

今日はリーマンの最期の日になるかも知れませんが、日本では只今連休中の夜中から早朝ということでニュースサイトはほぼ更新されておりません。そんななかで踏み上げさんのブログの更新の早いこと早いこと。

最近はCFD取引などでシカゴやシンガポールの日経225先物などをトレードする日本の投資家も増えています。今日のように日本が休みの間に米国で大イベントが発生した場合には、情報の少なさから狼狽してしまうことになりかねません。指数の上下にかかわらず今日のリーマンの書き込みには救われた思いの個人投資家もいるのではないでしょうか。情報の届かない場所で悩むことほど辛いことはありません。
また、スペシャル・ネット・トレーディング・セッション(SNTS)がうまく働き、認知されるといいですね。デリバティブの発展と安定に大きな影響を与えそうです。今回もアメリカの真剣さと能力を垣間見たような気が致します。

いちカイにヤリのブログでは随分と批判や失礼な書き込みが多発していますが、どうかお気に病まず、いつものスタンスで御願い致します。書き込みをしなくても踏み上げさんを応援している人は書き込みの何十倍もいるはずです。
取り止めがなくなりましたが、長年の良質なコンテンツ作りに心より感謝申し上げますと共に、ご活躍をお祈りいたします。

踏み上げ太郎 さんのコメント...

araiさん

励ましの言葉ありがとうございます!。

読者の皆さんからは、どんなコメントを貰っても(仮にそれが中傷でも!)ありがたいと思っています。

人間、いろんな価値観やバックグラウンドの違い、物事を見る視点など違うわけですから、賛成、反対、、、いろんな意見が出るのは当然ですよね。

余り深く悩まず、気楽にどしどしコメントできる雰囲気を作ってゆきたいなと思っています。