2008年12月9日火曜日
ダウ工業株価平均指数のテクニカル解説 12月8日
ダウ工業株価平均指数は先週金曜日の大きなラリーで「伸び切った」水準からのスタートを強いられました。これは寄付きの舞台設定としては利食いに押されやすいセットアップです。案の定、ダウは寄付き後(①)すぐに8850のサポートをテストします。その後、ラリーを試みますが(②)反落、もう一度8850をテストする展開に。幸い8850のテストは成功裡に終わり(③)マーケットはもう一度上値を窺う展開となり引けています。
このレベルが死守できたことで先週金曜日の無理な騰げからくる売りプレッシャーはある程度吸収できたものと考えます。但しRSIとMACDは②の高値の時点より低い位置で大引けを迎えているので明日はもう一度8850をテストしにゆくところから始まると考えるのが順当でしょう。
全体的に今日のダウの値動きはクリスマス相場に向けて期待を抱かせるに十分だったと思います。個別銘柄にはボトムを形成しているものがたいへん多く、テクニカル的なセットアップは好環境と言えます。なお、CFD取引に向いている「ハイ・ボラ銘柄」であるドライシップス(DRYS)+50.95%、フォスター・ウイラー(FWLT)+16.31%、USスチール(X)+24.44%などは華々しく値を飛ばしています。
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