中国の鉄鋼価格が再び軟化しています。
中国政府は200万トンの鉄鋼製品のリザーブを設ける、輸出税の撤廃する、大型の景気刺激策を発表するなどの方法で鉄鋼セクターを支援してきました。これが効いて一時は鉄鋼価格が持ち直したかに見えました。(グラフの赤の部分)
しかしここへきて、どうやらその効果も薄れてきたようです。
その原因ですが:
①2月までの鉄鋼価格の反発を見て、一旦、休止していた高炉が再び稼働しはじめたこと
②現在は輸出価格より国内での価格の方が有利なので輸出が激減し、それが国内価格を再び圧迫し始めていること
などが指摘されています。
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