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2009年3月7日土曜日

ゾンビ銀行

ボブ・コーカー(共和党、テネシー州)議員とベン・バナンキ議長のやりとり

C:「ストレス・テストでは銀行がちゃんと引当を取っているかを監視するわけですね。」
B:「向こう2年間でどれだけ損が出るかを試算し、若し、引当が足らない場合は引当を取るように指導します。」
C:「場合によっては公的な資金をたくさん入れないといけない場合もあるのでは?」
「このまま銀行が損を出す毎に政府が資本を注入したら、すでに死んでしまった人間が彷徨う、ゾンビのような銀行を作ってしまうのではないか?これはゆっくりとしたペースでの国有化に他ならないのではないか?」
B:「これは国有化ではない。パブリック・プライベート・パートナーシップ(政府と民間の協働)だ。」
C:「ストレス・テストをすれば損が出るにきまっているんだから、一体、誰が今、銀行株を買うだろうか?」
B:「若し銀行が破たんしたら、当然、FDICが介入する。」
C:「でも政府がゾンビを生かし続けるために資本を注入し続ければ、FDICの介入が必要になるような破たんという状況は永遠に来ないんじゃないか?」

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