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2009年4月3日金曜日

だいぶ使い方がわかってきたツイッター


僕は新しいものは何でも試してみることにしています。
本当は文系オトコなのでテクノロジーのことは強くないし、新しいものにもそれほど興味は無いのです。
メカとかハードウエアにもコーフンしない性分です。だからぼんやりしているとついお定まりの自分のルーチンに安住してしまうタイプです。
でも無理矢理あたらしいことにトライすることを自分に課しているわけです。これはだから好きでやっているというより職業上のディシプリンとして「強いて」やっていることです。
ツイッターを使ってみたのも「なんだか知らないけど、、、話題になっている」という、ただそれだけの理由です。
(でも若し将来、この会社がホットなIPOになったとき、知らなかったら恥ずかしいな)
まあ、そのくらいの理由で始めたわけです。
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使ってみた感想は「、、、、?、、、、」って感じ。
まあ、ハッキリ言ってイマイチぴんと来なかった。
だけど、、、それは一昨日までの話。
今回のG-20の一件でツイッターの威力には完全に打ちのめされました。
G-20に先立ってイングランド銀行の前にデモ隊が集まったとき、(いったい、どんな具合になってんだろう?)と思ったわけです。
このとき、一度解散させられる筈だった群衆(その多くは新聞記者などのリポーターです)が警察の道路封鎖の関係でイングランド銀行の周辺地域に足止めを喰らってしまい、中からニュースが送れなくなったのです。そのとき、携帯からのツイッターで中の状況が世界にどんどん伝えられました。
そこで足止めを喰った人間の中には、たとえばフィナンシャル・タイムズの記者あり、ヘッドハンターの会社の社員ありで、実にいろんな人が「ツイッターしている」わけです。
それらの人のコメントから逆に誰がそのコメントを読んでいるかをたぐってゆくと、それこそとんでもない繋がりがわかってきました。
例えば「テン・ダウニング・ストリート」も公式のツイッターのアカウントを持っています。果てはテート・ギャラリーとかスターバックスもツイッターをチャンネルとして市民に発信している。
何か月か前にロスアンゼルスで火事があったとき、ツイッターでどこに火がまわっているかを刻々と市民が知らせたので退避するのに役立ったというエピソードがありましたが、こういうカオス的な状況下でイベントの全容を把握するなどという場合、ツイッターはとても役立ちそうです。
G-20のデモのお陰でサー・ケン・ロビンソンとかの有名人もツイッターやっていることがわかったし、小泉元首相のPRアドバイザーだった人が隣町のロスに住んでいることもわかりました。
えらい世の中になったもんです。

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