(出典:ウォール・ストリート・ジャーナル)
バンク・オブ・アメリカ(BAC)の決算は44セントで入ってきました。特別要因があるのでコンセンサスの4セントとは比べられないけど、見出しの数字そのものは良かったです。
ただ投資家は融資ポートフォリオの中身の方に関心を移しています。そこでのニュースは楽観を許しません。
住宅価格が下がっているので焦付きは増えざるを得ないというのがバンカメのコメント。また失業率が高いので消費者のマインドは萎えており、これが消費者向け貸付におけるボリュームの低迷や焦付きの増加の原因となっています。
ノン・パフォーミング・アセットは257億ドル。前期は182億ドル。
引当は134億ドル。前期は85億ドル。
上のウォール・ストリート・ジャーナルのグラフにもあるようにバンカメはわりと真面目に貸付を続行している銀行のひとつです。(ゴールドマンって、これでも銀行?)
要するにまじめに政府の方針に付き合っている会社ほど馬鹿を見る社会になっているというわけ。
これじゃ回復は長続きしない、、、
1 件のコメント:
>要するにまじめに政府の方針に付き合っている会社ほど馬鹿を見る社会になっているというわけ。
ご意見伺い、いろいろ考えてしまいます。
いつも有り難うございます。
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