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さて、原油価格が上昇する局面ではPERで石油株を買うのではなく、「含み」で銘柄を選ぶべきだというのが僕の持論です。そこで2番目のグラフは世界の上場石油会社の確認埋蔵量(2008年末の時点、但しペトロチャイナだけは2007年)を載せてみました。
なお、ここで断っておかないといけないのは確認埋蔵量の数字としてSEC基準の数字を使ったのですがルクオイルだけはPRMS基準(=昔のSPE)だということです。たぶんルクオイルもSEC基準にすれば、大体、ロスネフチと同じ水準くらいまで確認埋蔵量の数字が下がってくると思います。
一番下のグラフは各社の時価総額を確認埋蔵量で割った数字です。これは投資家がリザーブ当たりどれだけの株価を支払っているかを示したもので、数字は低ければ低いほど良いです。
ペトロブラスはここ数年でずいぶん出世しました。その理由は超大型油田であるトゥピ油田の発見にあります。
またペトロチャイナの評価が極めて低いのが目を引きます。ペトロチャイナはここ数年の生産量成長の数字も立派だし、新しい油田の発見もありました。なのでこれだけ低い評価に甘んじているのは理解に苦しみます。
PS:なお石油株の話題に関しては5月21日のCMCマーケッツ主催のウエブセミナー、『広瀬隆雄のCFDでグローバル投資』の中でも詳しく言及する予定です。
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