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2009年6月6日土曜日

オバマ大統領の歴史に残るカイロでのスピーチ



アメリカがアラブ世界にこれだけオープンにアプローチをかけたのはジミー・カーターの政権以来の事です。
スピーチが始まって2分くらいのところでオバマ大統領は「サラマレコン(salaam aleikum)」という挨拶の言葉を使います。これはアラブの人たちにとっては大事な挨拶です。その他、スピーチ中、オバマ大統領は何度もコーランを引用します。その引用されたコーランの教えはアラブ人にとって誰もが知っている大事なものばかりで、このスピーチが周到な準備のもとになされたことがわかります。

一方、アメリカとイスラエルとの関係はたぶん歴史的に見ても過去で最も冷めた関係になりつつあります。それはパレスチナという言葉をオバマ大統領がほぼ国の名称と同然に扱っていることからもうかがい知れます。

1 件のコメント:

春山昇華 さんのコメント...

私も歴史上のすばらしい出来事が起こったと嬉しくなりました。でも現実の障害は大きく、テロなどの凶弾のリスクも高まったと思います。