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先日の勉強会、「グロース対バリュー あなたはどっち?」で紹介したアジアインフォ(ASIA)が第2四半期の決算を発表しています。
売上高:586億ドル(会社側のガイダンスを上回りました)
EPS:26¢ (予18¢)
第3四半期のガイダンス:
売上高:6000から6100万ドル
EPS:17から18¢
中国における携帯電話の新規顧客加入者数の成長率は減速しています。それでも毎月800万人の新規加入者がまだ続いており、携帯電話会社のキャパシティーの増強のニーズは続いています。
現在中国の携帯電話普及率はちょうど50%です。向こう3年でこれが75%程度になると考えられます。中国移動、チャイナ・ユニコム、チャイナ・テレコムの3社は5月から3Gのテストを開始しました。いまのところテストはスケジュール通り進行しています。アジアインフォは3Gのロールアウトにより商機の拡大を予想しています。
請求書ソフトウエアのアップグレードやプリペイド・サービス導入に際する請求書ソフトウエアの手直しなどのプロジェクトに加えて、電子メールの管理など新しい付加価値サービスの商談も増えています。
ビジネス・インテリジェンス部門でも7つの中国移動の子会社との契約を最近締結しました。
一方、チャイナ・ユニコムでは遠隔ネットワーク診断ソフトウエアの契約を獲得しました。その他、多くの商談が進行中です。
さらにチャイナ・テレコムでもバンドルド・サービス導入に際する支援システムの商談があります。
ビジネス・インテリジェンス部門でも7つの中国移動の子会社との契約を最近締結しました。
一方、チャイナ・ユニコムでは遠隔ネットワーク診断ソフトウエアの契約を獲得しました。その他、多くの商談が進行中です。
さらにチャイナ・テレコムでもバンドルド・サービス導入に際する支援システムの商談があります。
今期のDSOは96日で前期の100日から改善しました。バランスシート上のネット・キャッシュは2.24億ドルです。
中国移動のビジネスのうち25%は継続的に発生する性質のものです。またチャイナ・ユニコムとの契約も今年の下半期から継続ベースの契約形態へとだんだんシフトしてゆくつもりです。
チャイナ・ユニコムがアップルとアイフォーンの導入に関して協議しているという噂があるけど、もしこれが本当ならアジアインフォのビジネスも増えます。
第2四半期の顧客別売上比率(通信会社顧客のみ)は:
中国移動 63%
チャイナ・ユニコム 19%
チャイナ・テレコム 8%
でした。 今日の株価は+11%でした。
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