元オッペンハイマーのアナリスト、メレディス・ウィットニーがけさCNBCのインタビューに応えて第2四半期の銀行決算のプリビューをしています。
ゴールドマン・サックス(GS):コンセンサスは$3.48だがメレディスは$4.65を予想している。2010年には$20近くのEPSが出せると見ている。住宅ローン証券のトレーディングでは今期は各行とも巨大な利益を上げると思われる。ゴールドマンは毎期違ったやり方で数字を達成しているので、アナリストとしては確信がこれまで持てなかった。でもゴールドマンはちゃんと数字を揃えている。
JPモルガン(JPM):JPモルガンは他の全ての銀行がそうであるように「腐った」ローンをバランスシート上に抱えている。投資銀行部門では儲けているが消費者部門は駄目だろう。
バンク・オブ・アメリカ(BAC):タンジブル・ブックバリューの観点からは一番割安放置されている銀行。資産の切り売りではいろいろな選択肢がある。住宅ローン証券のトレーディングでは今期、大きな利益を上げるだろう。第1四半期のタンジブル・ブックバリューは$10.88だが今期はそれが$12に増えていると思う。
シティグループ(C):シティグループは先週また決算のリステートメントがあった。希釈化がひどい。
PS:このように決算直前に刻々変化する市場のエクスペクテーション(期待)をどう追跡するか?そしてそれを決算直前、直後のCFDトレードにどう生かすかについては木曜日のセミナーでたっぷり時間を割いて具体例をしめしながら解説します。
PPS:ウォール街のアナリストのコンセンサス予想がどう変化しているかは個人投資家でもカンタンに見ることが出来ます。それはヤフー・ファイナンスのanalyst estimatesのページです:
http://finance.yahoo.com/q/ae?s=GS
決算期間中はこのページをCFDトレーディングでしばしば使いますので、この表、とりわけEPS Trends(予想のトレンド)の部分の読み方に慣れてください。
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