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2009年8月15日土曜日

カジュアル・トレーディングのプラットフォームとしてのCFD


先日、カジュアル・トレーディングという概念について記事を書きました。

カジュアル・トレーディングとは20代や30代の若い人たちが投資をはじめるとき、手始めに試してみるトレーディングのことを指します。

CFDの良い点はFXとおなじで少額の投資資金で口座を開設してもはずかしくない点にあります。

(その点、対面型の証券会社で少額の口座を開けると表向きには嫌な顔されませんが、応対する担当者の面倒くさそうな態度は隠そうと思っても自然に伝わってくるものです。)

CFD口座さえ開けば、株価指数や原油やゴールドなどのコモディティーやFXなど、いろいろな投資対象をトレードできます。この場合、投資対象のバラエティーがどのくらい揃っているかが業者選別の重要な尺度になります。

(いろいろ商品がありすぎても、、、目移りしてしまうし、よくわからない。)

最初は皆さんそう感じるかも知れません。

でも沢山の投資対象があるということは将来、だんだん自分の腕前が上がった時、より多彩なトレード戦略を工夫できるという点で重要な事なのです。
なぜならマーケットの局面に合ったトレード戦略は主にその投資対象のボラティリティーによって決まるからです。(ボラティリティーとは値動きの荒っぽさのことです。)
これは女性がお化粧するときのメイクアップ・ブラシに似ています。
メイクアップ・ブラシには細いものもあれば、平べったいものもあり、また太いものもあります。
腕の良いメイクアップ・アーチストは、ずらりといろんな種類のメイクアップ・ブラシを揃えていて、その中から的確に目的にかなった一本を選びます。
いくらメイクアップ・アーチストの腕が良くても、肝心の商売道具であるメイクアップ・キットが貧弱なら、腕の振いようがないでしょう?
ボラティリティーのバラエティーを確保するためには個別銘柄CFDがトレードできることが極めて重要になります。その意味で「ちゃんとフル・セットのブラシが揃っている」会社はCMCマーケッツです。
CFDの会社には上場企業(ないしは上場企業の一部門)として株式市場で取引され、財務諸表を公開している企業と、そうでないところがあります。CMCは非上場です。
ただCMCは去年、ゴールドマン・サックスが10%の株式を取得しています。ゴールドマンのコーポレート・ファイナンス部門の中でも金融サービスを担当するグループはとりわけスタンダードの高い連中です。そのお眼鏡にかなったということはこの会社のクウォリティーの高さを示唆していると言えます。

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