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2009年9月9日水曜日

アムテックのシリコンバレー・バス・ツアー

ハイテクに特化したブティック証券、アムテックが機関投資家を引き連れてシリコンバレーのバス・ツアーをやっています。

バス・ツアーというのはよくアメリカの空港などで目にする、小型のエアポート・シャトル・バスをハイヤーして、一日で数社を訪問して回る調査ツアーを指します。僕も昔、無数のバス・ツアーを催行し、ツアコンみたいなことをやりました。

そういうツアーに参加するのはバイサイドのアナリストが多いのですが、何かニュースがあると携帯やブラックベリーで訪問先からどんどん情報をトレーダーに流します。

アムテックのバスツアーからのフィードバックは:

1.ハイテク企業の足下の業績は予想通りか、それよりチョッと良いくらいで推移している
2.経営陣は厳しい環境を想定したうえで操業しており、ガイダンス(会社側予想)もそれを織り込んだ保守的なものになっている
3.在庫水準は適正
4.PCとスマートフォンの分野がとりわけ強い
5.欧州と米国の工業向け市場で需要の回復が出始めた
6.企業向けIT市場ではとりわけPCの先送りされた重要が積み上がっているので来年は良い年になる

というものです。なお初日に訪問した企業はエヌヴィディア(NVDA)、マーベル(MRVL)、マイクロン(MU)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)など。

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