☆ ☆ ☆

2009年10月3日土曜日

リオデジャネイロ・オリンピック決定!


オリンピックが招致出来たからと言って良いことばかりとは限りません。

先ずオリンピックを開催すること自体の採算性に関しては儲からないケースの方が多いという指摘があります。

次に開催国の経済に与える影響も、北京オリンピックの場合ですら、GDP押し上げ効果は「多く見積もって0.5%程度」だったと言われており、その小ささに驚かされます。

さらに開催決定後の株式市場の反応という点でも、過去のオリンピック開催決定とその国の株式市場のパフォーマンスには相関性らしいものは見出せません。
それらを断った上で、今回のブラジルのオリンピック招致成功は、やっぱり大材料だと思います。なぜならこれまでブラジル株に欠けていた、わかりやすい投資テーマが初めて付与されることになったからです。
既にブラジル経済のファンダメンタルズは近年、著しい改善を見ています。それを世界の投資家が「再発見」するだけでも同国の株式市場のバリュエーションが底上げするのではないでしょうか?

0 件のコメント: