米上院財政委員会が「医療保険制度改革案」を賛成14、反対9の賛成多数で承認しました。注目された共和党、オリンピア・スノー議員(メイン州)の投票ですが、民主党案に賛成する票を投じました。
ヘルスケア改革はこれからも長い道のりですが、今回のような歴史的な大法案が提出される場合、bipartisan(=超党派)の支持があることは極めて重要です。
オリンピアは子供のときに「みなしご」になり、苦労を重ねて議員にまでのし上がった、「ギリシャ系の肝っ玉かあさん」です。だから共和党員でありながら民主党と組むのはへっちゃら。しかも彼女は地元のメイン州では90%近い圧倒的支持を得ているので、どんな風に投票しても自分の政治生命が脅かされることはありません。実際、メイン州の有権者自体も独立自尊の気風がきわめて高いお国柄。だから「いけッ!オリンピア」とばかりに焚きつけているフシがあります。
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