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2009年10月10日土曜日

ゴール(ティッカー:GOL)の増資は無事通過 リオデジャネイロ五輪恩恵最右翼銘柄

ブラジルのディスカウント航空会社、ゴール(ティッカー:GOL)の公募増資が値決めになりました。
2455万株が$9.48で売りだされました。現在、場でついている値段は$10.10であり、公募で買った投資家は6.5%の利食いになっています。
これを書いているのはザラバですので、大引けがどうなるかは未だわかりませんが、よほどのことが無い限り、ゴールの株価が今日、水面下に没する危険は去ったと申し上げて良いでしょう。

リオデジャネイロ五輪が決まったとき、僕はゴールの株に言及するのは避けました。なぜなら公募増資が間近に控えていたからです。若し公募でズッコケて、おおきなしこりを残すと、後々まで株価を圧迫します。今回、値決め後に株価が首尾よく上昇したことで、この不確実性は除去されたわけです。

ゴールは米国のサウスウエスト航空のような、シャトル中心の航空会社です。また、ブラジルのナショナル・フラッグ・キャリアであるヴァリグを07年に買収しています。そんなわけで国際線も一部展開しており、オリンピックでは恩恵を蒙ります。

それから別のブラジルの航空会社にタム(ティッカー:TAM)というのもあります。こちらの航空会社の方が国際線のシェアは高いです。タムももちろん、オリンピックで恩恵を蒙る企業ですが、ゴールが公募でズッコケた際のとばっちりを恐れて、今まであまり紹介しませんでした。

タム、ゴール、そのどちらも出動してOKだと思います。

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