予定通りの動きです。
今日、世界第2位の鉱業コングロマリット、リオチント(RTP)がモンゴルでの金・銅山の採掘権を持つアイヴァンホー(IVN)への出資比率を引き上げると発表しました。
今回の出資は以前から計画されていた、徐々に持ち株比率を引き上げる合意に基づいてなされるもので、「トランチェ2(第2陣増資)」と呼ばれます。
トランチェ2での増資は3.88億ドルで、この増資によりリオチントが支配するアイヴァンホーの持ち株比率はこれまでの2倍の19.7%になりました。
今回リオチントからアイヴァンホーに渡された3.88億ドルはオユトルゴイ金山の開発に使われるお金です。リオチントとモンゴル政府の間では、アイヴァンホーの利権に関して、モンゴル政府がそれを侵害するようなことはしないという、暗黙の了解が出来ているに違いありません。(そうでなくては怖くて出資比率を増やせないから。)
なお、モンゴルの鉱山省の大臣はリオチントでインターンとしてビジネスを学んだひとです。
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