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2009年11月27日金曜日

ドバイについてもう少し言葉を足すと



ドバイに関してもう少し追記します。
春山昇華さんがドバイに関する記事を抄訳されていますが、そこに:
(2)現在160万人の人口が、2030年には500万人になるとの予想で住宅建設計画を立てた。
というブルームバーグの記事があります。(この数字がドバイとアブダビを合算した人口なのか、それともドバイだけの数字なのかはチョッと判断つきかねます。)
一見、「2030年には500万人」という計画は無茶苦茶のような印象を受けますが、ドバイにおける人口増加のモメンタム(上のグラフ)をみれば、それが荒唐無稽な予想ではないことがわかります。
ドバイはラスベガスやフロリダと同じで、よそ者がどんどん流れ込んでくる国際都市だからこんなに成長出来るのです。(これは純血に拘る日本人には到底わからないと思いますが。)
それからドバイの問題が顕在化したのは今日にはじまったことではありません。中東通は昔からドバイのバブルが弾けることは見抜いていました。実際、むかし『いちカイにヤリ』というブログをやっていたとき、2008年の「元旦の投資アイデア」としてドバイに林立する大型クレーンを作っているマニトワーク(MTW)という会社の株をショートすることを提案しました。(これは一カ月強でほぼ50ドルから30ドルちかくにまで急落しました。)
つまりドバイの窮状は今日にはじまったことではなく、むしろ今は事態収拾の最終段階に近いのです。
そのリストラのための債務リスケジュールをやろうとしているのに、今頃からドバイにネガティブになったって遅いです。むしろ今はドバイの投資機会を探るべき局面です。
それから今、ドバイで問題になっている金額は「はした金」です。その程度の金額はここ数週間に日本の株式市場で発表された公募増資の金額と大同小異です。
要するにThanksgivingホリデーで投資銀行のトレーディング・デスクが手薄になっているときにデスクを任された若手の「二軍」がパニックした、、、その程度の事なのです。

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