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2009年11月4日水曜日

インド政府が中央銀行のゴールド購入としては過去最大のブロック・トレードで200トンの金の延べ棒をIMFから購入

国際通貨基金(IMF)が403トンのゴールドを売却し、それを低開発国への融資に充当するという話は以前から市場に伝わっていました。だからニュースではありません。
サプライズはそれを買ったのが中国政府ではなく、インド政府だったということです。もちろん、今回はIMFが売却予定している分の半分ですから、「残りの半分を中国が買った」というニュースがいずれ入ってくるのだと思います。しかしIMFのゴールド・セールにはロシアも関心を示しており、所謂、コンペティティブ・ビディングの状況になっていることは明白です。
中国、ロシア、インドその他の債権国の準備通貨改革は未だ着手されたばかり。先を越された中国とロシアは慌てているに違いありません。

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