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2009年12月4日金曜日

NOと言おう バカ高い手数料をふんだくられる投信

今日、ネットでこんな記事を見かけました:

コスモ証券、「回転売買」で手数料荒稼ぎ
2009年12月3日(木)15:02
(読売新聞)
 証券準大手「コスモ証券」(大阪市)で、投資信託の販売の際に次々と別の商品への乗り換えを勧めるなどの「回転売買」が、手数料稼ぎのために繰り返されていた可能性が高いことが、証券取引等監視委員会の検査でわかった。
 販売先の多くは高齢者で、手数料収入は数億円に上るという。監視委は、適正な勧誘を義務付けている金融商品取引法違反に当たるとみて、同証券の行政処分を金融庁に勧告する方針で検査を進めている。
 市場関係者によると、同証券の複数の社員は、2008年秋から数か月間にわたり、同じ投信について、ある顧客には「利益が見込めない」などと別の投信への乗り換えを勧め、一方で、別の顧客には「利益が上がる」などと購入を勧めていた。同証券はそうした取引で手数料を得ていたという。
 また、社員の勧めで一人の顧客が数か月間に数十回にわたって投信を買い替え、計数百万円の手数料を払っていた例もあった。多額の含み損がある段階で売却した顧客もいた。顧客の中には、比較的価格変動の小さい投信を購入して安全に運用しようとしていた年金生活者もいた。


証券会社や銀行の投信勧誘は本当に「荒稼ぎ」という言葉以外に形容する言葉が見つかりません。
日本で売られている投資信託の大半は所謂、ロードファンドといって手数料のかかるファンドです。
ロードファンドの大半はゴミです。
それから外国株式型ファンドの類も海外の運用会社に支払うサブアドバイザー・フィーの設定で談合に近い商習慣が常態化していると感じます。彼らはマザー・ポートフォリオをミラー(そのまま模倣)するポートを組んでいるだけなのに、ガッポリとフィーをせしめています。このサブアドバイザー・フィーの横並びという慣習はすぐやめるべき。

上はコスモ証券のプレス・リリース。(赤枠の強調は僕が施しました。)

Smile!

PS:なおこの記事は特定の証券会社を筆誅する意味で書いたのではありません。殆ど全ての従来型証券会社が同じような汚い商売をやっています。

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