7月の個人所得(季節調整後)は▼0.7%でした。コンセンサスは▼0.2%です。
7月の個人支出は+0.2%でした。コンセンサスは+0.2%です。
大方の予想通り、アメリカの消費者の懐はさびしいし、それが今回の数字にも表れていると言えます。
ブッシュ政権は景気をてこ入れするために4月から7月にかけて国民に小切手を送付しました。
今回の統計はちょうどその効用が切れてくる時期にあたります。
上の絵は去年の6月にネット勉強会で使ったものです。当時はちょうどアメリカの住宅価格が前月比でマイナスに転じた時期でした。住宅価格の下落は「身の丈以上」の消費を住宅価格の上昇に依存している消費者の懐を直撃する、、、そういう話をしました。
いまそのシナリオ通りのことが起こっているわけです。
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