米国株式市場概観 ０８年８月３０日

【観察銘柄】
次々にブレイクダウンしています。

特にオラクル、アップル、リサーチ・イン・モーションの３銘柄の値動きが悪いです。

加えてセルジーン、クアルコム、IBMなどもトレンドラインないしは下値支持線をテストする展開になっています。

セクター的には：

①医療機器
②バイオテクノロジー
③ハイテク大型株

がリーダーシップを取っているわけですが、このうちハイテク大型株はロール・オーバー（暗転）する銘柄が続出しており、リーダーシップから脱落するリスクが高いです。


【相場観】
依然として9月いっぱいは相場は安いと考えています。

だから、ゴチャゴチャ余り動きたくないと思います。

ここ数年はレーバー・デイの後で相場が高い年が多かったです。そのジンクスからいけば2日以降は相場は高いかも知れません。でも9月は「竜頭蛇尾」になるケースが多いので、相場が高くても見送りを決め込みたいと考えています。