ブラジル最大の携帯電話会社ビボ(VIV)の決算は意外に良い数字でした。
ネット・サービス・レヴェニュー: 38億レアル +27%
営業費用: +16%
EBITDA: +56%
EBITDAマージン: 32.7% (+6.2pp)
純利益: 2.15億レアル +722%
マーケット・シェア: 29.8%
売上シェア: 33%
ARPU: 29.1 (3Qは29.4)
MOU: 85 (3Qは89)
営業費用: +16%
EBITDA: +56%
EBITDAマージン: 32.7% (+6.2pp)
純利益: 2.15億レアル +722%
マーケット・シェア: 29.8%
売上シェア: 33%
ARPU: 29.1 (3Qは29.4)
MOU: 85 (3Qは89)
同社はブラジル市場でのマーケット・シェア・リーダーです。しかし小さな携帯電話会社の寄せ集めによって出来た会社なので、当初、サービスの質の問題に苦しみました。
しかし最近のビボは見違えるような堅実な経営になってきており業績も厳しいマクロ環境にもかかわらずぐんぐん良くなっています。
具体的には営業コストの管理が極めて厳格だということ、従ってマージンも拡大しているということ、さらにMOUやARPUが比較的安定しているということが指摘できます。
今年のガイダンスに関してはマクロ環境がきわめて流動的なので提示されませんでした。
しかし最近のビボは見違えるような堅実な経営になってきており業績も厳しいマクロ環境にもかかわらずぐんぐん良くなっています。
具体的には営業コストの管理が極めて厳格だということ、従ってマージンも拡大しているということ、さらにMOUやARPUが比較的安定しているということが指摘できます。
今年のガイダンスに関してはマクロ環境がきわめて流動的なので提示されませんでした。
懸念すべき点としてはライバルのアメリカ・モバイル(AMX)の『クラーロ』の業績がビボの業績とかなり食い違っており、これは今後アメリカ・モバイルが秩序を乱すような販売促進活動をやりかねないということです。
また同社は配当を出すことを予定していますが、現在の経営環境に鑑み、配当性向が高すぎるのではとの懸念がアナリストから出ました。
また電話料金未払い率は1.4%程度でしたが、今後もこの程度の焦げ付き率を維持できるかどうかはわかりません。
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