今日から米銀の「ストレス・テスト」が始まります。
銀行の自己資本比率を測る尺度としてティア1キャピタル・レシオというのがありますけど、今回はあんまり役に立っていません。(それで見ると皆、OKに見えてしまうんです。)
そこでタンジブル・コモン・エクイティー(=銀行が潰れたとき、全部の貸借関係を解消し、払うべきものを払った後で、株主に「なんぼ残るか」という金額→いわゆる、のれん代の類は入りません)とリスク加重後(risk adjusted)資産の大きさを比べるやり方がいちばんその銀行のバランスシートの強さを良く表していると思います。
数字は大きければ大きいほど良いです。
これで見るとウエルズファーゴが意外に低いのでびっくりしました。(ワコビアを買収したのが響いているかな?、、、)
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