昨日メルコ・クラウン(MPEL)の決算発表がありました。今はマカオの景気が悪いし本土からの旅行規制とかの影響もあって決算自体はボロボロでした。
でも丁寧に中身を見ると「随分、頑張っているな」と久しぶりに明るい気持ちになりました。
先ず大型プロジェクトの『シティ・オブ・ドリームス』ですが、ちゃんと計画通り6月上旬に開業にこぎつけられる見通しです。また工事や開業準備に必要な資金もきっちり調達し終わっています。だから途中で運転資金が枯渇してOUTという危険性は低いです。
またジャンケット業者(=パッケージ・ツアー)、AMAとの契約もAMAへの歩合比率を50bp引き下げることに成功しています。さらにツアー参加客への掛金などの融通など、所謂、ワーキング・キャピタルの発生するサービスに関してはことごとくジャンケット業者の方に負担させており、メルコ・クラウンには負担がありません。
ライバルのカジノが顧客のギャンブル損に伴う、集金不可能な焦げ付きを計上しているのに対してMPELにはそれがありませんでした。
カジノの業績としては1月の方が12月より良かったし、2月はさらに1月より良い、、、という感じでボトムを打った観があります。
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