同社は1921年に創業した老舗で、つい最近までは世界最大の金鉱株でした。
しかし数年前にバリック・ゴールドに規模の点で抜かれてしまいました。
ニューモントもバリック同様、露天掘り主体です。ネバダのカーリン・トレンド、ペルーのヤナコッチャなど有名な金山を所有しています。しかしそれらの主力金山がピークを過ぎていることから生産は頭打ちです。
上のパイ・チャートがニューモントの資産の分布です。米国、ペルー、オーストラリア・ニュージーランドなど、比較的政治的・労使関係面で安定した国が多いです。
上のパイ・チャートがニューモントの資産の分布です。米国、ペルー、オーストラリア・ニュージーランドなど、比較的政治的・労使関係面で安定した国が多いです。
次のチャートが生産高ですけどジリ貧を辿っていることがわかります。これは同社の主力金山がいずれも最盛期を過ぎた、草臥れた金山になりつつあるからです。次の大型金山をどう確保するか、、、これが同社の差し迫った問題です。
同社の採掘コストはインフレの影響で上昇しています。 しかし今年はディーゼル、天然ゴム、鉄鋼など露天掘りに関係する諸々のコストが下がってくるためコストは下がってくると予想されます。
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