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2009年3月23日月曜日

ロシアのGDPが1・2月に▼8%を記録 → 強気になるときがきた

先週金曜日にロシアの1月と2月のGDPがマイナス8%成長だったという発表がありました。

この数字はもちろん落胆すべきものです。

でもロシア経済はたぶん2月にボトムをつけたと思います。鉱工業生産の数字は既に1月の▼16%から2月は▼13.2%と悪化のペースが鈍化しています。

何よりも原油価格がじり高を辿り始めるとルーブルを売り崩すのは難しいと思うのです。実際、先週は初めてロシアの中銀がルーブル売り・ドル買いの介入をしたという話も伝わってきました。

以前にも書きましたがロシアの株式市場は既に現地通貨ベースではBRICsの中でベスト・パフォーマーになっています。若しルーブルが下がらないのならば待ち続ける意味はありません。

そのルーブルですが中欧・東欧の危機のとばっちりを心配してこれまでは僕は弱気のスタンスでした。

中欧・東欧の状況は相変わらず極めて厳しいものがあり、今後も悪いニュースが出ることは覚悟すべきです。

しかしそれを打ち消す形で原油価格の上昇がルーブルを下支えすると思うのです。

僕が原油価格に強気になった理由は米国や欧州の景況感が改善したからではありません。それらは引き続き厳しい見通しです。

でも先週、FRBが1.15兆ドル(中国の1年間の国家予算の1.35倍です!)の流動性注入を発表したことは実質的にドル札を刷る輪転機がフル回転をはじめたのと同じことですからインフレのリスクは今後高まると思います。 これが原油に僕が強気な理由です。

今後僕が注視したいのは米国の鉱工業生産の数字です。先週発表された数字は相変わらず悪い数字でした。でも:

①株式市場が底入れのサインを見せて



②鉱工業生産の数字がUPTICKする

という取り合わせは景気反転の最もパワフルなシグナルなのです。

もちろん、未だその両方のシグナルとも確認はされていません。でも「景気の悪化のペースがひとまず鈍化したぞ」と投資家が考えただけで素材株や工業株は戻り始めると思うのです。

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