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2009年4月21日火曜日

政府とゴールドマン・サックスの対立の構図がハッキリしてきた

ガイトナー財務長官がインタビューでTARPの資金の返済を承諾するかどうかは個別金融機関の体力云々だけではなく、金融システム全体にそれが与える影響を鑑みながらゆっくり考えたいと発表しました。

現在のところ公にTARP資金を返したいと宣言しているのはゴールドマンだけですから、これはあきらかに同社のわがままな振る舞いに対する牽制です。

僕はかねてからいかにゴールドマンの側で「お金を返したい」と言ってもそれがすんなり受け入れてもらえるかどうかわからないと指摘してきましたが、それが現実になった格好。

そもそもゴールドマンはTARPの金を返す前にやることがあると思います。それは自社の株を公募価格まで戻すことです。3月からのラリーをスポイルした張本人。

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