☆ ☆ ☆

2009年4月18日土曜日

ツイッターをやると世界が広がる

特別な場合を除いて今後読者の皆さんとのコミュニケーションはツイッター一本に絞ってゆこうと考えています。

その理由は僕自身にとってツイッターから得られる新しい知識や人間関係やホットな情報の方が従来のあらゆるコメント欄(「ぷち掲示板などを含む」)より遥かに多いからです。

例えばツイッターをやっている一人にアンドレア・ワッサーマンというひとが居ますけど、彼女は某有力小売店の経営企画を担当している人で、アメリカの小売業がいま、リアルタイムでどうなっているのか?を窺い知ることができます。

彼女のツイッターを眺めていて知った企業が、上にビデオを掲げたザッポという会社です。この会社はアマゾンなどに通じる、オンライン・リテーラーの一社だと思いますが、「いま全米の百貨店で何が売れているか?」というリアルタイム情報をアイテムごとに顧客に見せることで消費行動を喚起するという、データ・ドリブンなマーケティング手法を用いています。

バイサイド、セルサイドにかかわりなく、株の仕事で最もダメなパターンというのは自己満足に陥ったり、自分の信念に固執するあまり視野狭窄に陥り、既に蠢動しはじめているメガ・トレンドを「すぽ~ん」とすっかり見落としてしまうことです。ブルームバーグの閉塞的なウインドウだけを覗き込んでいるとそういう間違いを犯しやすい。これは僕が1990年代の半ばに気がつき始めた現象です。ある種、投資にかかわる人間が罹りやすい職業病と言えるでしょう。

小売のアナリストの言うことを鵜呑みにするより、毎週上がってくる全店データと格闘しながら在庫戦略を模索している経営企画担当者の「独り言」をフォローした方が「はっとする」情報が多いのは当たり前。

ツイッターの良いところはgive & takeでただ単に僕が教える側に回るだけじゃなく、質問者の暮らしや日常のコメントから逆に教わる点が多いところにあります。ひとは会社に勤めていたり、自分で商売をやっていたり、学校で勉強していたり、そういうなんらかの経緯で「その道」のエキスパートになってゆくものです。だから仮に株の事について勉強しはじめたばかりでも、精密機械のことや流行のファッションのことや美味しいお店のことについてはエキスパート的な立場から僕より遥かに正確な判断ができると思います。早い話が、僕もそういうみなさんのknowledgeを利用したい、、、そういうことです。

日本の投資コミュニティーの人は僕を含めてまだまだツイッターの使い方に馴れていません。今後、いろいろ工夫したいと考えています。でも既にツイッターを使いこなしている方も居ますので、ごく一部ですが(勝手ながら)紹介させて頂きます。皆が検索するとき邪魔になるといけないので敬称は略させて頂きました。

mikeexpo

pgo

nakamiti

pal9999

d14a

f1at

3 件のコメント:

mikeexpo さんのコメント...

おほめいただき恐縮ですmikeexpoですって、まだ1週間しかtwitterやってないんですが(爆)。
ほめすぎっしょ(笑)。

でも、うれしかったです。
というか、感謝をすべきは私の方です。

小生ブログの方に書いてますが、twitterによって世の中でとんでもないことが起き始めたことは、この1週間だけでも重々わかりました。

ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

ぽこりん さんのコメント...

ちょっと話がずれますけど。m(_ _)m

アメリカのカジュアル衣料、時々ネットで購入するんですけど、Zappo's、 以前買おうかなと思ってやめた経験アリです。理由は海外への送料がメチャ高い。「アンタ、何考えてんのっ!」って言うくらいにバカ高い!!
($60 USD Shipping for the first item and $30 for each additional item)

twitterの仕組みがいまだよく分かってないんですけど(汗)、登録して「送料負けてくれたら買うっ!」って叫べばいいのかな??(てなことが頭をよぎりました。)

nakamiti さんのコメント...

ここに自分の名前がでてるのは、急にフォロワーが増えていて気が付きました。
ありがとうございます~。
twitterはまだまだ模索中です。

外国人、タイ人とかベトナム人とかのつぶやきを気軽に読めるとは思いませんでした。
面白いです。