ウォルマート(WMT)が家電の部門を強化します。
倒産したサーキット・シティが売上高にして110億ドルの「空白」を作ったことも関係していますが、それよりも『アイフォーン』や『フリップ』に代表される、ネット絡みのガジェットの売れ行きが好調なのを黙って座視していられないというのが本音なのではないでしょうか?
これにより競争に晒されるのはベストバイ(BBY)です。
しかしベストバイには「ブルー・モンキーズ」の愛称で親しまれている「秘密兵器」があります。それはつまり青色の制服を着た同社の販売員たちです。アメリカの小売店は店員の応対が悪いところが多いですが、ベストバイは違います。店内に足を踏み入れたとたん、四方から「いらっしゃいませ!」と声がかかってくるし、1分おきくらいに「何かお探しですか?」と店員から声がかかります。
先日も下の息子とPCゲームを買いに行ったのですが、戦略ゲームのところで息子がタイトルを眺めていたら店員さんが、「ねえ、○○○というゲーム、もうやった?×××が好きなら、きっとこれにもハマるぜ?」なんて声をかけているわけです。ウォルマートにはそういうサービスは出来ないと思います。
ベストバイのコーポレート・カラーは青、ウォルマートのコーポレート・カラーも青。つまり青同士のバトルが始まったわけです。
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