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2009年5月30日土曜日

中国株ADRのひとくちコメント






















上からアジアインフォ(ASIA)は3Gのビルドアウトに際して携帯電話の請求書ソフトウエアやCRMソフトウエアを納入しているソフトウエア会社です。最近、$18トビ台の上値抵抗線を破って過去最高値を取っています。PER的にはここに紹介した銘柄の中で一番割高です。でも新値を更新しているうちは粘るほかありません。
CNインシュアー(CISG)は最近(赤の足が出ている日)決算発表があり、ガイダンスが引き下げられました。決算でディサポイントメントが出たら売る主義なので処分しました。RSIはキョーレツに「買われ過ぎ」になっています。まあ、往々にしてRSIが買われ過ぎのまま、どんどん行くケースもあるので、こればっかりはなんとも言えません。マーティン・カリーが徹底的に買い集めている銘柄。
フーシー・コッパーウエルド(FSIN)は僕の好きな銘柄。地味な会社ですが3Gのビルドアウト、中国の鉄道建設の両方で恩恵を蒙ります。バリュエーションも安いです。50日移動平均線と200日移動平均線がゴールデン・クロス寸前。
ハービン・エレクトリック(HRBN)はこれまでに紹介したことのない、新しい銘柄。リニアー型モーターを作っています。最近、公募増資を発表しており、目論見書がエドガーに掲載されたのが僕の目にとまりました。50日移動平均線と200日移動平均線がゴールデン・クロスしています。
シェンダ・テック(SDTH)はナノテクノロジーの技術を生かし、自動車のタイヤや塗装に混ぜる、添加物を作っている化学会社です。今までの方法より、安く、パフォーマンスに優れています。地味な銘柄ですがバリュエーションも安いし、成長性もOKです。
WSPホールディングス(WH)は石油や天然ガスの探索・生産に使われるパイプやチューブを作っている会社です。最近、原油価格が再び騰勢を帯びているので同社もいずれ脚光を浴びると思います。極めて割安に放置されている株ですが、ペトロチャイナなどをガッチリと顧客として捕まえています。
ユーチョン・テクノロジーズ(YTEC)はロングトップ(LFT)などと同じ、金融機関向けソフトウエアを開発している会社です。ロングトップに比べると半分くらいのバリュエーションに甘んじていますが、経営的にはしっかりしています。中国の金融機関向けソフトウエアの市場はパイそのものが急成長している上に極めて細分化された市場であり、今後、合併統合が沢山出ると思います。ユーチョンはロングトップと並んで買収して大きくなる企業だと思います。

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