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昨日はブラジルのビザネットが42.7億ドルを調達し、今年最大のIPOとなりました。
最近の特徴としてはアメリカ企業のIPOは低水準だけど、BRICsなど新興国のIPO市場は活況だということです。
現在のように暫くIPOマーケットが閉じていた後で活動再開される場合、このタイミングで出てくる企業は質が高いケースが多いです。それはなぜかというとそういう筋の良い企業の株じゃないと売れないし、インベストメント・バンカーも推す会社を精選して「自信作」のみを世に問うからです。
例えばパイパーが先日主幹事を務めたドーヤン(DGW)というのはまさしくそのカテゴリーに属する優等生です。製造業というキャピタル・インテンシブな業種にありながら創業以来これまで一度も外部株式資本を導入せずここまで会社を大きくしてきたのは立派。人気ディールになったのは当然。
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