今日のNYタイムズに中国が備蓄の目的で世界中の資源を買い漁っていることに関する記事が載っています。その記事によれば4月の鉄鉱石の輸入は前年比で+33%、原油は+14%、アルミニューム・オキサイドは+16%、銅は+148%、石炭は+168%でした。
これらの輸入額は国内消費の量は遥かに超えています。従ってこれは中国の国内消費に連動しているのではなく、明らかに戦略的なストックパイル(備蓄)のための動きです。
問題は安値を狙いすました買い漁りである以上、上値を追いかけてまで備蓄にこだわる理由は無いわけで、価格がどの水準まで上がると戦略的備蓄を今進める意味が無くなるか?という点にかかっていると思います。
PS:なお中国による資源の「大人買い」についてはこちらの記事もどうぞ。
1 件のコメント:
interfax伝 22都市70.82Mトンの鉄鉱石の在庫って多いのでしょうか??
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