一番安上がりに世界をまるごと買う方法に関する記事をUPしました。
まあ、他愛もない記事です。
でも記事中、in-kind creationに関する説明をしておきましたが、この部分をきちんと紹介している本や記述は日本には皆無です。
たとえばの話、記事で紹介したバンガード・トータル・ワールド・ストックETFはベンチマークのFTSEオールワールド・インデックスの組み入れ銘柄数2783銘柄に対し、何と2750銘柄近くを実際に組み入れて運用しています。
このETFの規模(せいぜい3から4億ドルだと記憶していますが)から考えて、普通のインデックス投信でこの組み入れ銘柄数でポートフォリオの調整を行うとすれば証券会社が泣かない限りムリです。なぜなら端株のひとつひとつにminimum ticket charge(=つまり伝票を通すことで発生する最低限のコストをカバーするためのペナルティー)がかかるからです。
ちなみに昔僕が証券マンをやっていた時代はこの手の「板汚しプログラム」を客から受けたときは、自分のボーナス・プールから自腹を切って払っていました。
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