2009年8月19日水曜日
ウォール・ストリート・ジャーナル ケリー・エヴァンスのコメント
最近、新聞などのメディアもビデオによるリポーティングを多用しはじめています。上手く喋れる記者も居るし、聞くに堪えない記者も居ます。
最近、僕が目をつけているのは経済番の記者、ケリー・エヴァンスです。
彼女は経済指標の実際の数字がどうだったかをきちんとレポートした上で、記者の立場から自分の解釈を加えて、そのデータの文脈、「正しい受け止め方」などを示します。そこに聞く価値があると思うのです。
今日のビデオでは7月の住宅着工件数の数字が58.1万件だったことを伝えています。これは市場予想より幾分低い数字だったのですが、アパートと一戸建てを分離して考えれば、一戸建ての数字は結構しっかりしていたので心配するには及ばないという意味のことを彼女は言っています。
WSJのリポーターという仕事はとても競争が激しいです。とりわけFED番の記者というのは競争が熾烈です。
過去においてはFED番のデスクからアラン・マレーとか、デビッド・ウェッセルという、伝説的に「相場が当たる」レポーターが輩出されています。
彼らのスター・パワーに比べると現在のFED番(スディープ・レディ)は未だ実績がありません。スディープの前にFED番をやっていたグレッグ・イプは余り当たるレポーターではありませんでした。
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