2009年8月19日水曜日
シエナ(CIEN)
シエナは光ファイバー向けネットワーク機器のメーカーです。100ギガビットのトランシーバーを既に出荷している数少ない業者です。
ユーチューブや高品位ビデオがネットを通じてユーザーに届けられるようになるとネットワークのコア(基幹)に対する負荷がどんどん増えます。
それに対して地面を掘り返して新しく光ファイバーを敷設するのではなく、コア・ネットワークの要所に配置されたトランシーバーの送信速度を速めてやることにより、負荷の増加に対応するという解決法をこの企業は提案しているわけです。
これは通信会社にとっていちばん手っ取り早く、しかも安上がりにネットワークのコアのキャパシティーを増強する方法だと言えるでしょう。
シエナの株は新値とツラのレベルに差し掛かっています。これを上に抜けると値動きは軽くなると思います。
難を言えば9月の上旬(?)に決算発表を控えており、その決算が良いものになるという保証は無い点です。因みに前回のカンファレンス・コールではまだ顧客の偏りが見られ、売上も「団子」になっているという印象を受けました。
(きょう、出来高を伴って+9%しているところがNICE!)
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