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2009年10月31日土曜日

『バロンズ』機関投資家意識調査09年10月①







『バロンズ』機関投資家意識調査
ダウ工業株価平均指数の今年年末のターゲットとしては10187がコンセンサスになっている。来年6月末のターゲットは10771である。多くの機関投資家はハイテク・セクターに強気であり、これを反映して来年6月末のナスダック総合指数のターゲットのコンセンサスは2371となっているこれは現在の水準から15.9%上昇すると予想していることになる。
しかし機関投資家の8割は現在の株式市場の水準が既に「適正ないしは割高」に達してしまっていると考えており、春先に行った前回の調査のときの、44%より大幅に増えた。
回答者の約半分が大きな調整もありうると考えており、その場合、キャッシュが最も安全な避難場所であると回答した者が46%だった。
今回の調査のもうひとつの特徴は海外市場が米国株をアウトパフォームすると考える機関投資家が極めて多かった点である。米国株が海外株より良いと答えたものは全体の28%に過ぎない。この反面、49%がエマージング・マーケットを選好している。アジアの先進国(=日本など)を好む投資家は19%だった。アジアに強気な投資家は60%、ラテンアメリカに強気な投資家は54%だった。

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