ICICI銀行(ティッカー:IBN)が第2四半期(9月期)決算を発表しています。
純利益:104億ルピー(予99.4億ルピー)
【CNBC TV18のインタビュー抄訳】
バランスシートの圧縮は今期が最後である。今後はバランスシートを拡大する予定だ。住宅、自動車、企業向けローンを拡大する。下半期のこれらのビジネスの成長率は2ケタになるだろう。焦付きの多い無担保小口貸付の融資残高は圧縮してゆくつもりだ。
金利収入が前期比で増えているが?
コア・デポジット(当座・普通預金)レシオを改善するべく、預金の集金に力を入れている。これがファンディング・コストの減少に貢献すると思う。今期のコア・デポジット成長は良かった。コア・デポジット・レシオは36.9%になった。これが純金利収入マージンの改善の主因である。
2.4から2.5%の純金利マージンというのは維持可能なのか?
当座は2.6%をターゲットにしている。
預金金利は今後下がってくるのか?
下がらない。ただCASA比率は上昇するのでファンディング・コストは下がる。貸付金利の急上昇もない。
焦付き引当金比率は51%だがRBIは70%を要求している。これにどう対応するのか?
貸付ポートフォリオの中身は改善しており、焦付き額は減少に転じた。焦付きのピークは過ぎた。
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