リンケージ・テクノロジー・インターナショナルはアジアインフォ(ASIA)のライバルです。今回、ニューヨーク証券取引所にIPOされる予定です:
幹事構成:シティ、バークレイズ、パイパー、SIG、ウェドブッシュ
今回発行ADS:1020万株
初値設定:13から15ドル
ティッカー: BOSS(→4文字だけどNYSEです)
リンケージは97年に創業された会社で現在の従業員数は3500人です。主な業務は:
業務支援(CRM、請求書、カスタマー・サービス)1位
5.9億ドル市場 全体の44% CAGRは14.8%
オペレーションズ支援(ネットワーク管理)5位
3.15億ドル市場 全体の24% CAGRは11.5%
ITサービス(システム統合)
ビジネス・インテリジェンス(ディシジョン・アナリシス)2位
1.44億ドル市場 全体の11% CAGRは15%
VAS市場(参加せず)
2.2億ドル市場17%
中国移動、チャイナ・ユニコム、チャイナ・テレコムの3大通信会社全てとビジネスしています。
全ての顧客への売り上げ高は年々UPしています。
2006年から2008年の売上高成長率はCAGR37%、今年に入っての成長率は113%で競合他社より高いです。
営業マージン24.5%、純利益マージン19.4%で、これらはライバルより高いです。
CFOはシティグループのアジア・テクノロジー・リサーチ・チームのヘッドです。このチームはインスティチューショナル・インベスターズ誌、グリニッジ・サーベイなどでランキングNo.1でした。
懸念点としては売掛金回収日数が180日と長い事。但し、中国の電話会社は支払いが遅い事で有名であり、これは同社だけの問題ではありません。通常、通信会社は4Qに支払いするので売掛金は4Qには下がって来ると予想されます。
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