ウォール・ストリート・ジャーナルの「ニュース・ハブ」は同紙の新しい試みですが、毎日朝のニュースを素材としてWSJの記者たちがアドリブでガンガン自分の思っていることをコメントするアグレッシブな試みです。
真ん中のセーターの男が日本で言うところの「兜町番」の記者、エヴァン・ニューマークです。
今朝、アメリカの失業率が10.2%を超えたというニュースが出たのですが、この予想外の悪いニュースを耳にして、彼は即座に「NY市場はラリーする!」と言い放っています。(収録は寄り付き前)
ウォール・ストリート・ジャーナルのこの試みは所謂、従来の「報道」の概念から完全に逸脱しており、その意味では「取り扱い注意」な情報なのですが、ニュースマンやウォール街のトレーダー達がニュースをどう咀嚼し、自分の投資スタンスをきめてゆくのかの思考過程が手に取るようにわかるという意味では大変勉強になります。
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