今日、中国のポリシリコン(太陽電池の原料)の会社、LDKソーラー(LDK)の株価が20%以上暴落しました。大口顧客のひとつ、ドイツのQセルズが突然、向こう10年に渡ってポリシリコンを買い付けるという契約を一方的に破棄したからです。
契約破棄に際しQセルズ側は「LDKに契約違反があったから」と言っていますが、それはこじつけの理由であり、本当はソーラー・パネルの売れ行きが悪く、原材料が余ってしょうがないから、もうこれ以上、売るあてもない原料を仕入れたって意味無いというのが本音です。
当然、今回の事件は日本の太陽光発電関連銘柄にも暗い影を落とします。なぜならソーラー・パネルのビジネスは極めてグローバルな産業であり、Qセルズはドイツを代表するパネル・メーカーであり、LDKは中国を代表する素材業者だからです。
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