☆ ☆ ☆

2009年2月17日火曜日

ポール・ケンジョルスキー議員は真実を語ったのか?





FTアルファヴィルにペンシルバニア州選出民主党下院議員ポール・ケンジョルスキーのC-Spanでのコメントに関して誇張があったかどうかを検証する記事が載りました。

それによると経済評論家フェリックス・ソロモンは「実際にはそんなに大きなドローダウンは無かった」ということをクレーン・データを使って批判しました。(=上のグラフを参照して下さい。)

フェリックス・ソロモンは「5500億ドルものドローダウンという数字はニューヨーク・ポスト(=信頼性の低いタブロイド新聞)から来たものだろう」と一蹴しました。

しかし別のブロガーは5500億ドルという数字に言及したのは本当はハンク・ポールセン前財務長官本人だったという事実を指摘しています。(それは下院経済委員会の報告書にも出ています=9ページ左下。)

つまり真実は5500億ドルの解約請求が来たのを財務長官が「ドローダウンしないように」と説得したということのようです。これについては下院経済委員会の公聴会のビデオの中でポールセン前財務長官自身が「ケンジョルスキー議員の意見に賛成だ」と事実を認める発言をしています。(長い録音なので1時間50分48秒のところまで早送りして見て下さい。)

0 件のコメント: