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2009年3月5日木曜日

「貧乏人の電子メールシステム」

グーグルのエリック・シュミットCEOはそろそろリタイアした方が良いと思います。

大企業病に彼の脳みそが侵され始めているからです。

今日、モルガン・スタンレーのテクノロジー・カンファレンスでシュミットは次のようにコメントしました:

ツイッター(Twitter)は貧乏人の電子メールだ。
別の言い方をすればツイッターは電子メール的な側面は持っているけど電子メールのもつすべての機能は持ち合わせていないということだ。つまり保存したり、削除したり、受信者や発信者のアイデンティティーを確認したり、その他の電子メールが持っている機能を持ち合わせていないからだ。
グーグルの場合、たいへん成功しているインスタント・メッセージのサービスがある。

このシュミットのコメントにツイッターのコミュニティーがどういう反応をするかが楽しみ(笑)です。

でも基本的にシュミットが言っていることはクリスチャンセンが『ディスラプティブ・テクノロジー』で指摘した、大企業の経営者が陥りやすい発想そのものです。

ツイッターが成功するかどうかは別として、グーグルの経営者たるものもっと獰猛な発想を持って欲しいものです。

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